曲全体が昔調ではありますが、「クッキー」と「悪くないよ」のところでメロディが持ち上がるところが、なんかノスタルジックな感じがしてして良いですね。
思えば、「カモンカモンカモンカモンベイビー」のところって、昔あった何かに似てません?
それでちょっと解析してみました。
この「カモンカモンカモンカモン」のところって、自分で歌ってみると歌い難いですよね。なんかリズムが不安定な感じがしますよね。
実は高度なメロディになっておりまして、音のトリックみたいなものが埋め込まれているのです。
具体的には、3拍=16分音符 × 12 の中で、カモンを4回言っております。
つまり3と4の最小公倍数が12なので3拍の中で「カモン」を4回言えば最後は辻褄が合うと言う仕掛けです。
2拍目:(モ)(ン)(カ)(モ)
3拍目:(ン)(カ)(モ)(ン)
も少し正確に話をすると、実際に、カモンの「ン」はちゃんと発音せずに
「モに小さくくっ付いていて、「モッ」と一つの16部音符に乗せておりまして、
「カモッカモッカモッカモッベイビィ」みたいな歌い方ですので、ちゃんと書くと
1拍目:(カ)(モッ)(_)(カ)
2拍目:(モッ)(_)(カ)(モッ)
3拍目:(_)(カ)(モッ)(_)2拍目:(モッ)(_)(カ)(モッ)
4泊明:(べ)(イ)(ビィ)(_)
ということで、この曲はうまくジョンレノンの素晴らしいアイデアのを生かしてくれた一曲でもあるかと思います。
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