2014年01月05日

恋するフォーチュンクッキー(4と3の最小公倍数は12)

世情にとっても疎いので、紅白歌合戦で初めてこの曲を聴きましたが、良い曲ですね。特に、サビの「恋するフォーチュンクッキ~未来はそんな悪くないよ」のところのメロディがとても好きですね。
曲全体が昔調ではありますが、「クッキー」と「悪くないよ」のところでメロディが持ち上がるところが、なんかノスタルジックな感じがしてして良いですね。

どんな人が作曲しているのかと調べたら、やはり私と同年代の方でした。どうりで。
思えば、「カモンカモンカモンカモンベイビー」のところって、昔あった何かに似てません?
それでちょっと解析してみました。

冒頭、申し上げたとおり、とても良い曲だと思いますので、「パクリだ」と言って非難するわけではありませんが、この「カモンカモンカモンカモンベイビー」のところは、ビートルズの「Twist and Shout」から持ってきたものと思われます。パクリと言うよりオマージュですね。

まずは、原曲を聞いてみていただいて。


多少、音楽的に解説しましょう。
この「カモンカモンカモンカモン」のところって、自分で歌ってみると歌い難いですよね。なんかリズムが不安定な感じがしますよね。
実は高度なメロディになっておりまして、音のトリックみたいなものが埋め込まれているのです。

詳しく言いますと、このメロディはリズムとしては単に16分音符を続けているだけなのですが、メロディと歌詞が3音の繰り返しになっておりますので、なんかトリッキーなメロディに聴こえるのです。
具体的には、3拍=16分音符 × 12 の中で、カモンを4回言っております。
つまり3と4の最小公倍数が12なので3拍の中で「カモン」を4回言えば最後は辻褄が合うと言う仕掛けです。

テキストでは楽譜が書けないのですが、イメージを書くと

1拍目:(カ)(モ)(ン)(カ)
2拍目:(モ)(ン)(カ)(モ)
3拍目:(ン)(カ)(モ)(ン)


というわけで綺麗に3拍に収まるのでした。

も少し正確に話をすると、実際に、カモンの「ン」はちゃんと発音せずに
「モに小さくくっ付いていて、「モッ」と一つの16部音符に乗せておりまして、
「カモッカモッカモッカモッベイビィ」みたいな歌い方ですので、ちゃんと書くと

1拍目:(カ)(モッ)(_)(カ)
2拍目:(モッ)(_)(カ)(モッ)
3拍目:(_)(カ)(モッ)(_)
4泊明:(べ)(イ)(ビィ)(_)

#(_)は休符(16部休符)です。

この手のトリッキーなメロディーはギターソロなんかに良く出てくるのですが、歌のメロディには珍しいのではと思います。
ということで、この曲はうまくジョンレノンの素晴らしいアイデアのを生かしてくれた一曲でもあるかと思います。

以上、作曲をかじったことのあるおじさんのうんちくでした。

タグ:音楽
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posted by まつ at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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